こんにちは、カカです。
今日はちょっとだけ政治について、頑張って書いてみようと思います。はじめにすみません。日本にいた時、20歳から幾度も選挙に参加する機会はありましたが、合計一度しか選挙に行ったことがありません。正直にいうと、住民票を実家から移すのに時間がかかったとか、政治が生活に影響していると思えず自分ごとに考えられなかったとか、いろいろ理由(言い訳?)はたくさんあります。
でも、ブラジルに来てから、政治に興味を持つようになり、最近自分から情報を探しに行ったりしているので、頑張って書いてみようと思います。
政治に興味を持った理由
簡単にいうと、みんなが政治についてたくさん話して、たくさん議論(半分喧嘩)をするからです。ではどうして政治が話題に上がるのかというと、政治が生活を大きく左右しているからです。生活の愚痴が政治の話題に直結するようなイメージ。それが反政府、だけなのであればまだマシなのですが、それ以外にもちょっと良くないことがいろいろあります。
今の政権は右派
右派か左派、日本の政党を考える時の枠組みの一つですよね。ブラジルの今の大統領「ボルソナーロ(Bolsonaro)」は極右に近い右派、つまり保守的な考え方で、資本主義を促進する小さな政府の立場をとっています。この大統領には、熱帯のトランプを意味する「トロピカル(Tropical Trump)」というニックネームがあるほど、アメリカの元大統領・トランプと似た思考を持っていると言われています。実際にそうらしいです。すみません、情報が偏っているのはそうですが、白人主義で男性中心主義、同性愛嫌悪、拷問の正当化、など保守的だったり軍国主義的な発言をしているらしい。「ブラジルの50%以上が黒人の血が混ざっているのに、どうやったら白人主義になるんだ..?!」とはてながたくさん出てきますが、そんな感じらしいのです。もちろん良いところもあるかもしれませんが..
政治を巡って絶交することも..
「こんな極端な考え方や発言をしていたら支持する人はいないのでは..?」と思ってしまうのですが、そうでもなさそう。考え方に賛成する人や、得する人ももちろんいるのです。家族や友達の間でも支持派と非支持派に分かれます。日本では「今の市長いいと思う?」みたいな話で意見が分かれたとしても、おそらく一緒にご飯を食べられます。でも、ブラジルではご飯を食べるどころか、絶交するくらいの話なのです。実際、夫や友達も「大統領支持者とはもう連絡を取らない、とっても話が通じない」と言っています。何回か言い争っている様子を見ましたが、結構怖かったです。政治の話は避けたい、と思いました。
アメリカでバイデン大統領が選挙に勝利した時、トランプの支持者がホワイトハウスに侵入した、とかいうニュースがありましたね。ブラジルのこの論争にはそこに通じるところがあり、暴力的に感じることも多々あります。結構怖いです。
ブラジルの政治、こんな感じ。わからないことだらけなので、間違いがあったらすみません。
おしまい。