夜の道は赤信号に止まらない?

こんにちは、カカドです。
今日はブラジルの夜、車で道路を走るときに気をつけることを書きます。

ブラジルでは自家用車がなくてもタクシーに乗ることが多いのですが、特に夜、赤信号に止まる時に起こるいろいろなことを書いていきます。

歩き売りで色々と車のミラーにかけられる

赤信号に止まると、いろいろなものを車のミラーにかけて押し売りされます。例えば、お菓子、2レアル(約50円)くらいのものです。赤信号のうちに現金で払うので、勝負は30秒くらいです。買いたくなければ、手に取らずそのままにしておきます。赤信号のうちに回収してくれます。

洗車される

赤信号に止まると、いきなり、フロントガラスを洗剤で掃除してくれる時があります。これも、お金を払いたければ払って、払う価値がないと思ったら払わなくて大丈夫です。1レアル(約25円)くらいでもOK。

お金を頼まれる

赤信号に止まると、「ちょっとでもいいから、お金をくれないか」とダイレクトにお願いされることがあります。断ったからといって危ない目に遭うわけではありませんが、正直に言うと日常茶飯事すぎて、全てに対してOKと言える心の余裕は、残念ながらないです。

強盗に遭うかも

赤信号に止まると、強盗に遭う危険があるみたいです。ブラジルでよくある強盗が、「赤信号に止まったときにバイクが隣に来て、窓ガラスを割られ、物を盗られる」というパターン。これを回避するために、あえて信号に止まらない、と言うスタンスの運転手もいます。赤信号を守らないのは危ないですが、もっと危ないことから身を守る術の一つでもあるみたいです。

赤信号に止まると、こんなことが起きます。ということだけを聞くと、「ブラジルは危ないね」と思ってしまいますが、どこでもそう、と言うわけではありません。道と時間と行動を選べば安全に生活をすることができます。

ただ、「危ない」の背景には、貧困やそれと関係する社会問題がたくさんあり、生活すると「危ないから避けよう」だけで、頭の中で切り離すことが出来なくなってきました。整理整頓してからいろいろと書いてみます。

おしまい。

おまけ


こんな感じにかけられます。現金で払う場合がほとんどですが、’PIX’という銀行口座振込のシステムを使うときもあります。