こんにちは、カカです。 前回に引き続き、ワールドカップのブラジルの様子について書いてみます。前回の記事「【ワールドカップその1】ブラジルの試合=国民の休日」も、もしよかったら読んでくださいね。
さて今回は、ワールドカップを応援する時に使う「国旗」について。チームを応援するとき、その国の国旗を使いますよね。ただ、ワールドカップ期間以外になると政治的な意味があるので注意が必要です。
今年の10月ブラジルでは大統領選挙があったのですが、現大統領・ボルソナーロ(Bolsonaro)を支持する人たちがブラジル国旗を使って支援を表明していました。
どうして国内の選挙なのに国旗を使うのはボルソナーロ(Bolsonaro)派だけ?
ただ、ちょっと考えてみてください。同じ国の中での選挙なのに、ボルソナーロ(Bolsonaro)を支持する人は国旗を使う、支持しない人は使わないって、「ブラジル国民なのにどういうこと?」と思いませんか?
私も政治に関してはよくわかっていないのですが、ボルソナーロ(Bolsonaro)が保守派で「ブラジルの古き良きを守ろう!」みたいな考え方みたいです。だからなのか、国旗がこの大統領のシンボルなのです。
ちなみにですが、ボルソナーロ(Bolsonaro)の考え方の代表的なものとしては、「軍国主義」「労働者の権利を尊重しない」「中絶反対」「LGBTQ反対」とか、そんな感じ。悪いイメージのものしか出てこないのは、私の周りが反対派がほとんどだからです。情報量が違うとなかなか平等に見ることはできませんね、すみません。
ワールドカップでは国旗はみんなのもの!
特に今年の選挙前、国旗を使ったり、国旗のデザインのある服を身に付けたりしたら、政治的な意味があり、それがきっかけでボルソナーロ(Bolsonaro)反対派との間で喧嘩などが起こることもありました。
でも、ワールドカップはやっと政治的な意味なく、みんなが国旗を使える機会です。代表選手と同じユニフォームを着て観戦をして、国旗を振って応援します。本来そうであるべきなのに、国旗が国民の一部の政治的イデオロギーを反映するとなると悲しいものですよね。
ブラジルの国旗とワールドカップに関して、こんな感じです。
おしまい。