【どんな社会がいい?】寛容vs規律

こんにちは、カカドです。
今日はずっと頭の中でぐるぐると考えているテーマについて書いてみようと思います。内容は、寛容な社会と規律正しい社会、どっちが生きやすいのだろう、と言うことについてです。

ブラジルと日本、この2つの国は分かりやすく全然違う、社会の空気感があります。ブラジルは「寛容」で日本は「規律正しい」です。これまであまりブログで物事を言い切って来なかったと思いますが、これに関してはバシッと言えちゃう気がします。

私はブラジル人と結婚していることもあり、付き合っていた当時から「どっちに住むのが良いのかなぁ」とずっと考えてきました。ですが、何年間も結構ちゃんと向き合ってきた割にまだ考えがまとまらないのが正直なところです。今回は、整理整頓の意味も兼ねて書いてみます。ちなみにものすごく個人的な意見です。

‘寛容な国’ブラジルの好きなところ

自分の心を大事にできる。なので、結果自分を自由に表現しやすいのは本当に好き。また、私情で時間やルールを私情で守らなくてもあまりとやかく言われないので、その辺りは寛容だなぁと思います。社会よりも一人ひとりが尊重されている感があります。

‘寛容な国’ブラジルのあまり好きじゃないところ

みんなの主張が激しくて疲れる。「自分の心を大事にする」を言い方を悪くするとわがまま、ですね。わがままな人は人間らしくて良いと思いますが、たくさんいると疲れます。また、日常でどう言う場面で出るかというと、例えば交通マナーが悪かったり、道が汚かったり、他人の気持ちを気にしない発言をしたり。そこまで気にならなくなるレベルに到達したいのですが、迷惑だと感じることもあるので、なかなか難しいです。

‘規律正しい国’日本の好きなところ

当たり前のことが当たり前に守られているので、時間は守られるし、治安が良く、心が安定する。また、小学校から規律を学べるので、団体行動での掃除とか配膳とか、他の国では学べないような他人との付き合い方を良い感じに覚えられる。

‘規律正しい国’のあまり好きじゃないところ

ルールから外れると理不尽でもNOと言われる。また、「〇〇すべき」というプレッシャーがすごい。年齢や性別によってなんとなくすべきことや役割が決まっているので、その型から外れると生きづらくなる。受験・就活・婚活・妊活・終活、とルールでないこともルールかのように私はついつい受け取ってしまう。

こんな感じでしょうか。細かいところはまだまだありますが、ざっくりブラジル社会と日本社会、好きなところとそうでないところを書くとこんな感じ。私は規律のある環境が基本的には好きで、でもその上で心赴くままに生きられるスペースがあるのが理想だと思っています。そんな社会になるといいなぁ。

おしまい。

おまけ


動物の社会にも色々とルールがありますね。この猫たちにとっては、「寒いと寄り添う」というのが一つの決まり事みたいです。今日も平和です。