【移民がたくさん】ウクライナ記念館

こんにちは、カカドです。
今日はウクライナ記念館に行ってたことについて書きます。私の住むクリチバにはウクライナをルーツに持つ人がたくさんいるのですが、その移民の歴史やウクライナの文化がちょっと知れる「Memorial Ucraniano(ウクライナ記念館)」に行ってきたので、紹介します。

まず場所ですが、「Parque Tingui(チングイ公園)」の中にあります。ちなみにこの公園はかなり広く、カピバラも生息している自然豊かな公園です。

記念館の外観はこんな感じ。木造建築で素朴だけど、かわいい、という印象を受けました。
ちょっとした売店もあり、ちょっとしたウクライナ料理を買うことができます。
記念館の中は教会ちっく。宗教はウクライナ正教会という宗派らしい。キリスト教、あまりわからないのですが、見た目で言うとカトリックみたいな色とりどりのステンドグラス、はなく、全体的に質素な印象。
ウクライナは「プィーサンカ」と呼ばれる卵細工が有名らしい。イースターの卵、のような感じ。細かいデザインが施されていてかわいい。基本、この記念館の中になるものは丸くてかわいい印象のものが多いです。
外にも大きい卵があった。
ウクライナの歴史も少し紹介されています。1932~33年の「ホロドローム」と呼ばれる数百万人が亡くなった大飢饉についても。世界史でウクライナの歴史って習わなかった気がしますが、ソビエトの政策で、「人為的にウクライナ地域に飢饉を起こした」ようです。ちゃんと勉強しよ。

ウクライナ記念館、こんな感じでした。クリチバ市にはウクライナルーツの人が他の地域と比べて多くいて、ウクライナの移民コミュニティで育った人は、ウクライナ語訛りのポルトガル語を話します。とても難しい。私にとって一番難しいタイプのポルトガル語の訛り方です。

おしまい。

おまけ


ゴミ箱はこんな感じ。ブラジルはいろんなところにゴミ箱があって助かるのですが、公園内のゴミ箱は木っぽいデザイン。可愛い。