【自由】日本語の授業の受け方

こんにちは、カカドです。
今日は日本語の授業の生徒について。私は今個人で日本語教師をしているのですが、授業の受け方が生徒人それぞれで面白いなぁと思ったので、書いてみます。

前提として、どんな生徒がいるのかをざっくり書きますね。私の持っている生徒の9割はブラジル人。オンラインなのでブラジル国内の地域は問わず、北はミナスジェライス州〜南はサンタカタリーナ州までいます。残り1割はアメリカ人とポルトガル人。基本的には日本語とポルトガル語と英語を使って教えています。さて、どんな生徒がいるかちょっとご紹介しますね。

冗談をたくさん言う生徒

本当に多くの生徒が授業中に冗談を言ってくるなぁと思います。授業が楽しくなるのでいいんですけど、私が思うのは冗談を言う勇気がすごいなぁということです。自分が考えた冗談、いつも話をする友達であれば伝わることがほとんどだと思いますが、まだ知り合って間もない人だと、冗談を言う勇気が私にはありません。「この人は笑ってくれるだろうか?」「嫌な気持ちにならないだろうか?」と不安になりますよね。でも、生徒は果敢にも、習いたての日本語を使って冗談を言ってくるのです。「相手がどう思うか」をもちろん考えつつも、自分の思ったことを言うのがつくづく大切なんだなぁと思いました。

ピアノを弾いてくれる生徒

音楽家の生徒がいるのですが、授業を終わる前に「なんか弾くよ。ボサノバだったら何がいい?」と私の好きな曲を弾いてくれます。とても上手いので癒されますが、私が生徒だったら「1分も無駄にしたくない!」と思って授業を受けるかなぁとも思います。でもこんな感じで心の余裕を持って一緒に過ごしてくれるのはとてもありがたいですね。

宿題が欲しい生徒、欲しくない生徒

週に1回1時間の授業だと正直学べてもあまり頭に残らないので、積極的に宿題を出すことにしているのですが、生徒から「宿題はいらない」と言われることもあります。個人授業で個人のペースに合わせるのでそれでもいいのですが、日本人が先生から何か学ぶときは結構先生の方針に従うかなぁ、と思ったので、結構生徒が先生に意見を伝えられることはいいことだと思いました。

授業の受け方も人それぞれ。授業だから、といって先生の話を聞いてノートを取って決められた会話をして、というよりも生徒個人個人の過ごし方を選択できる風潮もいいですね。

おしまい。

おまけ


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