【ブラジルの働き方】大学卒業ですぐ就職?

こんにちは、カカドです。
今日はブラジルの若者の就職に関連して書いていこうと思います。日本の大学にいると大学3年〜4年目から就職活動を始める人がほとんどですよね。早い人は2年目〜インターンをする人もいて、私の周りはかなり少なかったのですが、それでもプレッシャーを感じることが多くありました。そのプレッシャーは受験と似ていて、「この大学は偏差値〇〇」「この学部に行けば将来こういう会社に入れる」という、大学受験からの一連の流れの一つの就職として捉えていました。一方、ブラジルはどうでしょう?

まず、ブラジルに就職活動という概念は、あります。雇用を求めて経歴書を送ったり面接をしたりすることね。ただ、日本と違って時期はバラバラ、年齢もバラバラ。なので、「この時期に就職活動が一気に動き出すよ!」なんていうことはないのです。日本では就職をする年齢は22歳、が多いと思いますが、ブラジルではまちまち。「社会人1年目」とかいう言葉も通じません。むしろ、大学の授業が朝だけ、とか夜だけ、とか決まっていることが多いので、大学に通いながら平日毎日働く人もいます。日本とはなんだか環境が違いますね。また、大学を卒業した後も、みんな月〜金で働くのかというとそうでもなさそう。大学卒業してすぐにひとり暮らしできるような仕事を得られる人は少なく、親元で住む人もたくさんいます。

日本で25歳で親元にいて、仕事を月〜金でしていなかったらどんな見られ方をするでしょう。「アルバイト」や「契約社員」という雇用形態で働く人が週4日以下のことが特にあると思いますが、特に上の世代からはちょっとネガティブな見られ方をしますよね。でも、ブラジルはみんながみんな毎日仕事をする、という感じでもなく(働いている人はめっちゃ働いていますけどね!)、週に何度かとか自分の生活が成り立つ程度に働いている人をちょくちょく見かけます。

それを見て、「たしかにな。」と思いました。贅沢な考え方かもしれませんが、たしかに、自分の生活が成り立てばいいのです。人それぞれお金を稼ぐ理由は違うと思いますが、「週5日。正社員じゃないと。」という考え方、でない生き方もたくさんあることを知れてよかったと思いました。

おしまい。

おまけ


猫はひたすら寝たり、毛づくろいをしたり、食べたり。猫を見ていても、あ、生きるだけでもいい感じかも!と思えてきます。