こんにちは、カカです。
今日はブラジルの気候について。ブラジルをイメージすると「サンバ!」「アマゾン!」「ピラニア!」「サッカー!」など、なんだかよく分からないけど暖かそうだなぁ、と思ってしまうのではないでしょうか。私もそんな感じに思っていましたが、冬、ありました。南米大陸にあるので季節は反対になるのですが、5月の今は秋。にも関わらず、私の住むクリチバは、先日1度まで下がりました。
クリチバはブラジル南部、西経49度南緯25度に位置します。緯度で言うと沖縄本島より若干南くらい。「なら、冬来ないんじゃない?」と思いますが、そんなこともないんです。
なぜかというと、クリチバは標高935mの高さに位置し、私の住む地域は1,000mをこえるので標高の低い地域とはまるで気候が違うのです。100m上がる毎に1度下がると理科の授業で習いましたが、多分そのせいで寒い。
「クリチバ寒すぎる」と周りの人に言うと、決まって「日本の方が寒いでしょ」と言われますが、私はブラジルの方が寒く感じてしまいます。それは、建物の中が寒いからです。日本は外を歩いていても、コンビニに入れば肉まんの近くは特に暖かいし、駅の構内は人が多くて暖かいですね。でも、ブラジルの建物内にあまり暖房器具がなく、エアコンがない家もたくさんあります。日本のアパートってエアコンがついているのが当たり前?のように感じるので、多分気温を調整するのが割と普通ですよね。
他には、家の床や壁も冷たい気がします。家による、というのはもちろんそうですが、基本的に靴で家の中にも入るので、多分家を建てる時に裸足で床を歩くことを想定していないはず。きーん、という感じで足の裏いっぱいに寒さを感じます。伝わりますでしょうか。
また、ブラジルには基本的にお風呂がないので、冬でもシャワー。シャワーを少し長めに浴び、シャワーから出るときはお腹に力を入れて、とにかく早く身体を乾かすことに徹します。
とにかく、場所のイメージだけで旅行などに行くと痛い目に遭ってしまうかも、ということで、どこかに行くときは気をつけましょう。
おしまい。
おまけ