コンビニのないブラジルではどう生きる?

こんにちは、カカドです。
今日はブラジルのコンビニについて書きます。ブラジルには基本的にはコンビニがないのですが、じゃあコンビニの役割は何で果たされているんだっけ..と思い出しながら書いていきます。

まず、「ブラジルにコンビニはない」というとちょっと嘘になってしまうので本当のことも書いておきます。コンビニと似ているのは、ガソリンスタンドにある24時間オープンの売店です。スナックやジュース、お酒、ご飯系のパン類などが売ってあります。また、トイレもあるので、どちらかというとサービスエリアのめっちゃちっちゃい版、みたいなイメージ。

ちなみにトイレは鍵がかかっているので、コンビニの店員さんに「トイレ使いたいんですけど..」と言って鍵を借りる必要があります。特にコンビニの利用がなくてもトレイを貸してくれるので恥ずかしがる必要はありません。なお、「コンビニ」とは言え、「会社に行く途中に立ち寄る」「友達となんか買いに行く」ような場所ではないです。

それでは、日本での「コンビニ」の役割はどこで果たされるのでしょう?場面毎に見ていきますね!左が日本のパターンで右がブラジルだったらこうなるよ!という感じで書いていきます。

【お昼ごはん買っておきたい】→伯【仕事途中のお昼ご飯はガッツリ食べよう】

仕事の日のお昼ご飯、何を食べていますか?私は朝コンビニで買って行くこともありました。忙しい仕事の日でも食べてすぐに仕事に戻れるからです。(休憩は1時間絶対に取るぞ!という気持ちは強い方だったのですが叶わないこともたまにあったので..)ブラジルだと、朝・昼・夜ごはんの中で昼ごはんを一番盛り盛りに食べる傾向があります。なので、軽食で済ます、という考えの人は比較的少なく、外で働く人は、昼ごはんは「お米・肉・豆料理・野菜」がちゃんと摂れるレストランに行く人が多いです。好きなだけとって重さの分料金を払う「ポルキロ(por kilo)」も人気。

リオデジャネイロの美味しめのポルキロ。ここはアラブ系の料理がたくさんありました。

【何か甘いもの買っておきたい!】→【フルーツを買おう】

アメリカの青春映画か何かの教室のシーンで、カバンからフルーツがそのまま出てくるシーン、見たことありませんか?日本であれば、いい感じのサイズに切られてタッパーに詰めてもっていくのが、よくある光景かと思います。ブラジルでは、割とフルーツをそのまま持ち歩いていても変ではありません。旦那が仕事に行くとき「今日は夜も職場だから」と言いながら、梨をリュックに放り込んでいました。「あ、これが映画で見たあれか」と思い出したのですが、こんな感じでフルーツを家の中でも外でもよく食べるので、ちょっとしたお菓子を持ち歩くことが少ないのかな、と思います。それに、「干し梅」とか「茎わかめ」みたいな、低糖質で罪悪感の少ないお菓子があまりないからかなぁ、とも勝手に思いました。ここでは、お菓子とはちゃんと甘いもののことです。

【コーヒーを買っておきたい】→【コーヒーは職場にある】

日本で仕事に行く時、朝コーヒーを家で飲んだにも関わらず「なんか..コーヒー買っておこうかな」と癖でセブンイレブンに行っていました。習慣って本当に良くないですね。1日1杯でも月3,000円。3,000円あればもう1回飲み会に参加できたのに、と思います。でもこの習慣がある人は多いと思います。ブラジルだとどうするか。「職場にコーヒーがある」ところが多いみたい。それ以外にも、ちょっとしたお店に行くとコーヒーと水は無料で飲める、なんてこともあるくらい一般的なので、味にこだわらなければ外でも無料でコーヒーが飲めちゃうみたいです。

コンビニ、あれば求めてしまいますが、なくてもいろんな代案があることに気付かされますね!

おしまい。

おまけ


スーパーのお菓子コーナー。今はイースターの時期なので「卵型のチョコレート」が大量にあります。子どもだったら絶対ねだっていたはず..