【国際結婚その3】言葉が通じないときはどうするか

こんにちは、カカドです。
今日も国際結婚について。今回は言葉が通じないときにどう解決しているかを書いていきます。そもそも何語で会話をしているのか、ですが、ポルトガル語を使っています。それはブラジルに住んでいるから、また私は大学時代に留学経験があるので、得意ではないけど、意思疎通はある程度できるからです。

余談になりますが、疲れたり何か不安を感じたりするとポルトガル語が下手になります。これは外国語学習者一般に見られる傾向のようで、外国語は心が安定している時の方が学びやすいらしい。また、心が不安定だと、発言するのが怖くなったり母語であれば理解できるのに、緊張等で理解しにくくなることもあるみたい。ちょっと話題とずれますが、日本にいる外国人で「なかなか理解してくれないな」とか思う瞬間があっても、もしかすると一時的に心が不安定という可能性もあるので、そっとしておくかゆっくり話を聞きましょう〜。

言葉が通じない時の話に戻ります。2パターンあります。相手が言っていることがわからない時と、私が言っていることが伝わらない時。

まず相手が言っていることがわからない時。話がひと段落ついたときにどういう意味か聞きます。翻訳アプリを使うこともありますが、日本語で意味を理解するより、ポルトガル語の例をたくさん聞いた方が、将来的に使いやすくなるので、辞書に頼るのは避けています。後々すれ違うのが嫌なので、分かったふりはしないようにします。

次に私が言っていることが伝わらない時。言葉を変えて伝えるか、他の言い方がないか相手に助け舟を出してもらいながら、繰り返し話をします。旦那に限らず、ブラジルでは私のポルトガル語を遮らず、またあえて英語などを媒介させずに聞いてくれる人が多いです。ありがたや。

話は逸れますが、生地から頑張ったピザ作り。「ベーキングパウダー6g..うーん。ちょん。ちょちょん。くらいか。」と適当を発揮していたところ、「スプーン1杯でゴニョゴニョ..」ときっちり系の旦那が軌道修正してくれました。料理も会話が必要です。

単純な話ですみません。とにかく相手を理解する努力を怠らない!逃げない!の繰り返しで日々ができています。どちらかというと旦那の方がストレスが溜まるのでは?と思ってしまいますが、お互い様。これは何も外国語の話だけではなく、母語話者同士での会話も同じかと思います。人の言っていることがあまり理解できない時、なんとなく同意してみたりや分かったふりをするのではなく、お互いに理解するまで話を終わらせないみたいな結構面倒な戦い、が大切だと思います。あ、関係を構築したいときは、です!

それ以外、じゃあ相手の家族の話がわからないときはどうするか。これもまた同じような感じで頑張ります。ただ、複数の人同士の話になると、どうしてもわからないことが増えてしまいます。そんなとき、いつもの癖で「なんとなく空気を読んで笑顔でいてみよう」とか最初の頃はしたのですが、旦那に「誰も他の人のこと気にしていないから、好きなようにいて大丈夫だよ。」と言われたので、表情作りはやめました。ただ、毎度「それわからん!」「これもわからん!」と言っていると話が進まなくなるので、さすがに毎回は言っていません。まぁ、私の「わからん!わからん!」にブラジル人は付き合ってくれそうですけどね!

そんな感じです。とにかく向き合って話をする、から逃げないのが大事だと今のところは思っています。ちなみに疲れて逃げたいときは、オールナイトニッポンとか日本のラジオとかを聞きます。

おしまい。

おまけ


これは2回目に作ったピザ。1回目は小麦粉が足りなくなったのでタピオカの粉でカバー。今回は小麦粉がちゃんとあったので、生地もピザっぽくなりました。