【国際結婚その2】入管庁に「相手の好きなところをアピール」せよ。

こんにちは、カカドです。
今日も国際結婚ってこんな感じ、というのを書いていきます。今回は日本での配偶者ビザの取得について。外国人が日本国内に滞在・在住するには何かしらのビザが必要。ビザによっては仕事ができなかったり、期間が短かったりするので、結婚相手には「配偶者ビザ」という、日本国内でより自由に仕事ができ、また長く滞在できるビザを取ってもらうことになります。

このビザについて法務省のサイトなどで調べていると、結構面倒なことがわかります。というのも、10種類以上の書類に加え、「質問書」と呼ばれる用紙の記入が必要なのです。これは入国やお金を目的とする偽装結婚を防止する目的のようですが、かなり細かく、またビザ取得の不許可が降りてしまうと再申請が難しくなると聞いたこともあるので、慎重に真剣に向き合う必要があります。

質問書には何が書いてあるのでしょう?例えば、

「本当に相手のことが好きですか?」

質問書ではラブラブアピールを。結婚届を出すまでの経緯を写真付きもしくは電話履歴などを用いながら、事細かく説明しないといけません。ちなみに、この書類を提出する時点で互いの国で結婚の手続きは完了させているので、もう書類を提出しまくった後にこの書類なので、書類には飽き飽きしています。各夫婦のラブラブアピールを審査する人はどんな顔で見ているのだろう。初めて会った場所「クラブ」とかだったら、法務省の偉い人は「むむ?」となるんですかね。剣道の道場でよかった。

「本当にコミュニケーションとれていますか?」

普段の会話にはどの言語を使っているのか、お互いの言語はどのくらい話せるのか。確かに、相手のことを理解するには大事なポイントなので、ここは納得。「中間言語(例えば英語)で基本的に会話できるから良い」という意見もあると思いますが、どちらかの母語の方が本当の意味で相手の細かい部分を理解しやすいと思っています。例えが下手ですが、例えば方言。日本国内でも、自分の育った地域の方言の方が自分の素を出しやすい、みたいなそんなイメージです。

「本当に相手に会いましたか?」

結婚前と結婚してから、お互いの国へ行き来した回数を書く欄があります。確かに相手のことを知るのには、相手の母国に行くのが良い感じなのでこの項目も納得です。

こんな感じの質問がずらっと続きます。また、審査には数ヶ月以上かかるとのことで、なかなかハードです。かなり面倒なので、同志の皆様がんばりましょう!

おしまい。

おまけ


ブラジルでの外国人登録等は連邦警察にて。ここ、なかなか訪問日の予約も取れず、留学時代もたくさんの友達が不法滞在になってしまっていました..。