こんにちは、カカです。
今日は旦那のルーツについて。一人のブラジル人の話を聞くだけでちょっとした歴史の勉強になるので結構面白いです。
旦那はブラジルの南東部にあるミナスジェライス州で生まれて、小さい時にパラナ州クリチバ市に引っ越して来ました。そんな彼のルーツですが、イタリア/ポルトガル/ポーランドです。一番イタリアの血を濃く引いているらしいのですが、いろんな国が混ざっており日本で言うハーフどころではありません。彼の家族の移住の背景は、当時イタリアのプーリア州に住んでいたひいひいおじいちゃんが一人息子(ひいおじいちゃん)をWWⅠに行かせたくないから、らしいです。移住の背景は人それぞれですが、戦争から逃れる、などの理由で移住をすると言う家族がイタリアを始めヨーロッパには多かったようです。
ちなみに、彼はイタリア系4世にあたるのですが、申請をすればイタリアの市民権を取れるらしいです。
ただ、そんな彼に「いろいろ混ざっとるなぁ」とコメントすると、「大陸は基本そんなもんでしょ」と一言。確かに、日本は島国なのでいろんな人種が混ざることに対して理解がしにくいかもしれないですが、高校で習った歴史を頑張って振り返ってみると今までいろんな国ができて、いろんな移動があって、戦争があって..と言うことを思うと、◯◯人という考え方自体が割と最近の考え方なんだなぁと気づきます。
ブラジルに来ていろんな顔の人がいて面白い!と勝手に思いいろんな人にルーツを聞きまくった時期があったのですが、「うーん分からん。」との回答があることも度々。気にしない人は気にしないようです。また、もしかしたら失礼にあたるかもしれないので、ちょっと仲良くなってからタイミングを図って聞いた方がいいかもしれないです。
おしまい。
おまけ