【LGBTQ】ブラジルでは同性でも結婚OK

こんにちは、カカドです。
今日はブラジルのLGBTQに関連して。LGBTQと言う言葉、テレビでもYOUTUBEでも至る所で目にすると思いますが、あまり身近に感じていませんでした。というより、大学在学中は大学の友達やブラジル留学中のブラジル人の友達で、割と(?割との感じ方がアレかもしれませんが)、同性愛だったりLGBTQに当てはまる人がいました。所属するグループによってかなりばらつきがありましたが、感覚的に1割くらい?です。ただ、社会人になってから、全然そう言う人が周りからいなくなったなぁと思います。理由としては、「田舎に住んでいた」「会社に属しているので言いにくくなった」「所属していた会社は入りづらい雰囲気がある」など色々あるかもしれません。

じゃあブラジルはどうなの?という話ですが、初めてブラジルに来たときは、衝撃を感じるくらい「たくさんLGBTQの人がいる!」という印象を受けました。サンパウロの空港に着いた時から、「なんか同性カップルの割合多くない?」「店員さんなんか男の人だけどなんか可愛くない?」みたいな感じです。もしかすると割合は日本と変わらないのかも、ですが、同性カップルで堂々と手を繋いだり、社会の圧に関係なく自分を表現できる人の割合が多いのだと思います。ちなみに、私の1人目のポルトガル語の先生はゲイ、2人目もゲイでした。

また、飲み会などにカップルで参加することが多い、というのは別の記事でも書いたのですが、これは同性カップルももちろん同じ。男友達が彼氏を連れてきたり、女友達が奥さんを連れてきたり。もちろんカップルとして周りが認めるのが当たり前です。「ゲイ」だという事実に周りが驚くことはなく、またそこを「あいつゲイらしいよ」とネガティブに噂することもありません。少なくとも私の知っている限りでは、です。

ただ、社会全体として存在が認められているのか、法的に整っているか、というのはまた別で、権利保護のために1997年〜サンパウロでLGBTQのパレードが毎年開催されているよう。2018年には3日間で300万人が集まるというかなり大規模なイベントになったみたいです。その運動もあったからか、少し前の2011年には同性カップルでの事実婚が国全体で認められました。それでも、やはり一部嫌悪感を抱く人もいるようで、「同性愛者だから」や「同性愛者を支援する政治家だから」という理由で襲われたり殺害されてしまったり、という悲しい事件も起きています。

それでもブラジルは、LGBTQに関して、また自分が好きなもの全体的に、自由に表現できるような気がします。結構好きです。

おしまい。

おまけ


留学中毎週欠かさずに行っていた、ゲイのクラブ。音楽がいい、適当なナンパがないなどの理由で大好きでした!!