こんにちは。カカです。
前回に引き続き、サンバについて書いていきます。
前回はサンバはブラジルのものだけど、そもそもどこから来たのか、そのルーツについて紹介しました。もしよかったらこちらも読んでください〜↓
それで、今回はサンバの中でも「カーニバルのサンバ」について触れてみようと思います。が、その前に様々なサンバの種類についてちょっと紹介します。
羽をつけて踊るだけがサンバじゃない!
「羽をつけて踊っているやつ」というイメージが頭に思い浮かんだら、それはカーニバルのサンバですね!
やっぱり各チーム何千人で演奏したり踊ったりするリオのカーニバルは、世界最大級のお祭りだとも言われていますよね。
今回それについて書こうと思うのですが、サンバには実は他にも種類があるんです。有名そうな曲を勝手に選曲して紹介!
Mas, Que Nada! (マシュケナーダ) by Jorge ben(ジョルジ・ベン)
「マシュ ケナーダ」ってなんか聞いたことありません?
これはサンバのジャンルにロックの要素が加わった「サンバ ロック」というジャンルに当てはまるらしい。
O Sol Nascerá (ウ ソウ ナセーラ) by Cartola(カルトーラ)
この人の曲も好きなものが多い。
「サンバ カンソン」(訳:ゆったりとしたサンバ)というジャンルで、こんな落ち着いたのもサンバみたいですね。
ちなみにカフェなどでよく流れている「ボサノバ」と呼ばれるジャンルのものは、サンバから派生しジャズが入り混じったような音楽。「イパネマの娘」などが有名ですよね。世界中でカバーされた多分みなさん聞いたことのある曲だと思います。
羽をつけて踊る「サンバ・エンヘード」(Samba Enredo)
そして、やっぱりサンバといえば有名なのが、「サンバ・エンへード」。あのカーニバルのサンバですよね!
1チーム3000人以上の大迫力のパレード。各チーム毎年テーマ曲を作り、それをダンスや衣装で表現するのですが、チーム内でもまたいろいろな部門に分かれパレードに参加します。羽をつけたダンサーだけじゃないんです。
ちなみに毎年作られる「テーマ」ってどんなものだと思いますか?これだけどんちゃん騒ぎみたいなことをしているからきっと明るいんだろうと思っていたら、実は「先住民(インディオ)の権利」や「ボルソナーロ(元)大統領への批判」、また過去には「日本」をテーマにして、曲や衣装などが作られたこともありました。意外と何かを主張しているんですよね。
というわけで、次回はカーニバルは陽気なだけじゃない、ということについて書いてみようと思います。
おしまい。
おまけ
