【カトリックの国】聖母マリア出現で祝日

こんにちは、カカドです。 今日は聖母マリアが出現すると祝日になること、について書きます。

9月8日、祝日でした。なので、当日予定があった日本語の授業の生徒一人一人に「祝日なのでキャンセルしてもいい?」と確認すると「何の祝日ですか?」と聞かれたことで、ブラジル国内でも地域によって祝日が違うことが発覚しました。

そもそも、この「祝日なのでキャンセルしたい」旨を伝えていた段階では、何の祝日か理解していませんでした。すみません。クリチバ全体が休みになるらしいから、私も休も!..そんな感じでした。すみません。調べると祝日の名前はこんな感じでした。

9月8日 ノッサ セニョーラ ダス ルス ドス ピニャイス(dia de Nossa Senhora das Luz dos Pinhais)

長い名前の休日だし、単語ひとつひとつはわかるけど、全体の意味はわかりませんでした。

ノッサ- 私たちの
セニョーラ- 女性
ダス ルス ドス ピニャイス-場所の名前

夫にどういう意味か聞いてみると、こんな感じ。

キリストの聖母マリアのことをノッサセニョーラ(私たちの女性)と呼び、そのマリアが世界各地に姿を現している。その姿が現れた場所の一つがダス ルス ドス ピニャイス(クリチバ市内)だよ。キリスト教はよく分からないけど、そんな感じ。」とのこと。だから、その場所に現れたことを思い出すためなのか祝うためなのか、祝日があるようです。調べてみると、日本にも聖母マリア出現場所が。

秋田の聖母マリア

秋田県にあるカトリックの在俗修道会「聖体奉仕会」に、1973年に聖母マリアが姿を現したという話。聖母マリア像の目から101回に渡って’涙’が流れ落ちたとか、修道女の手に十字型の傷ができたとか。これがカトリックの国ブラジルだったら祝日になっているということですね。

ブラジルの祝日、こんな感じ。カトリック教徒じゃない人からするとあまり意味をなさなくても、ブラジルは国としてはカトリックなので、こういう祝日があるんです。また、場所によって聖母マリア出現の日などは変わるので、祝日も全国バラバラみたいです。

おしまい。

おまけ


ポルトガル語では驚いた時に聖母マリアを意味する「ノッサ セニョーラ(Nossa Senhora)」と言います。