【レストラン版】シュラスコの楽しみ方

こんにちは、カカドです。
今日はブラジルのシュラスコの楽しみ方について。「シュラスコ(churrasco)」とは、ブラジル式の焼き肉のこと。牛肉がメインで岩塩を予めつけて焼くことが多く、肉そのものの美味しさを楽しめます!多くの家に「シュラスケイラ(churrasqueira)」と呼ばれる焼き肉ができるスペースがありますが、今回はレストランでの楽しみ方について紹介します。お家版のシュラスコはこちら。

シュラスコが楽しめるレストランは「シュラスカリア(churrascaria)」と呼ばれます。ブラジル全土にありますが、たくさんレストランがあるのはブラジル南部。特に最南にある「リオ・グランデ・ド・スル州(Rio Grande do Sul)」はブラジルの中でもシュラスコが盛んな地域。でも、恐らく観光で行くのはリオデジャネイロやサンパウロが多いと思うので、各都市の中で探してみてください。

まず!レストランに入る前に。
「シュラスカリアは焼肉屋さんだから、匂いがついても良い服で行こうか〜」は正解ではありません。肉を焼くのはレストランの調理場なので、煙たい感じはありません。また、ブラジルのレストランはどちらかというと「おしゃれをする場所」なので、普段よりは少し綺麗な格好で行きましょう。カジュアルでも入店できないことはあまりないと思いますけどね。

レストランに入ったら。
まずはビュッフェ形式に並んでいるご飯を取りに行きましょう。結構種類があります。後で肉を食べることも考えつつ、せっかくなので普段あまり食べないものを食べてみましょう。

この日は完全に取り過ぎた..。でもおかずが魅力的なんです。ちなみに高確率で寿司もあります。いちごの寿司とかサーモンの寿司とか、「こんなの日本の寿司じゃないよ..」ではなく「ブラジルの寿司だ〜!おもしろ〜い!」という感じで楽しみましょう。いちごの寿司もサーモンの寿司も、悪くないですよ。

ご飯がスタートしたら、テーブルの上に必ずある「肉を提供してください」と意思表示をするための札を表にする必要があります。意思表示をすることで、ウェイトレスの人が肉やら何やらを持ってきてくれます。今回はこんな感じでした。

また、肉の提供をストップしたいときは札を裏返す必要があります。まぁ、この表示をしていても、それを無視して結構「この肉いらない?」みたいな感じでウェイトレスの人、来ちゃいますけどね。

肉の提供はこんな感じ。ウェイトレスの人が、調理場でどーんっと焼いた肉を持ってレストラン内をくるくると回ります。「いる」「いらない」の意思表示はきちんとしましょう。また、少しだけ欲しいときもその意思表示をしましょう。でなければ自分が欲しいよりも圧倒的に多い量をサービスされることもあります。また、都度都度「いる?」みたいな感じで聞かれるので、込み入った話はこのレストランではできないです。あくまでも食事を楽しむことを目的としましょう!

また、肉を提供してもらうときは自分の席にあるトングを持って、少し手助けをしましょう。

美味しかった。お腹いっぱいになりました。今回のところの料金は、一人50レアル(約1,250円)。シュラスカリアの中では安い方です。また、お祝いということでワインも飲んだので、二人で5,000円ほど。たまには贅沢も良いですね。

ブラジルに来た際にはぜひシュラスコを楽しんでください。また、東京や大阪、神戸にもシュラスコ屋さん、いくつかありますよ。金曜日や土曜日の夜はサンバの生演奏があることもあるので、エキゾチックな時間を過ごしたい時におすすめです。

おしまい。

おまけ


焼きパイナップルもあります。甘味が増して美味しいです!