自分の母語でエンタメを楽しめるなんて最高!

こんにちは、カカドです。
今日はアニメや映画を字幕なしで見ることができるありがたみについて。知らなかったのは私だけでしょうか..最近「ロード・オブ・ザ・リング」を見始めて気がついたことなのですが、この「ロード」、英語で道を意味する「ロード(Road)」じゃなかったんです!「ロード(Lord)」という「主人」とか「主」を意味する言葉でした!知っていましたか?でも、道の「ロード(Road)」でも別に変じゃないよなぁ、と思いつつ映画を見始めました。

今回の話はこの「ロード・オブ・ザ・リング」とは直接関係がないのですが、アニメや映画を字幕なしで理解できることがどれだけすごいことか!と感じたので書きます。

家ではよく旦那と日本のアニメを見ます。最近見ているのは「進撃の巨人」や「テルマエロマエ」で、日本語音声、ポルトガル語字幕が基本です。ポルトガル語もなんとなくは分かるので字幕を追いかけると、「んー。うん。まぁそうか。」とか「んー?違うくない?」と訳され方に対して思うことがちょくちょくあります。やはり、アニメで話されていることと翻訳された内容で伝えられてくること、ニュアンスが違うのです。

理由としてはこういうことかと思います。まず、字幕の文字数や表示される時間に制限があることです。いくらもっと別の言葉で丁寧に伝えたかったとしても、アニメのペースに合わせるしかないので、省略されてしまうのは仕方がないです。他に、言語によって文化の背景が違うので、その文化に合った言い方で伝えないと余計に視聴者を混乱させてしまうことです。

こうかなー、と勝手に考えた理由ですが、割と筋は通っているんじゃないかと思います。そこで、思ったのが、「字幕なしでエンタメを楽しめるのは素晴らしい!」です。例えばアニメ、細かいニュアンスや作品の背景、関係する歴史など、母語で楽しむことでより面白さが理解できます。

この考え方でいくと、いろんなエンタメを理解して楽しみたいのであれば、言語を学ぶというのはメリットがあります。言語はただの記号ではなく、背景にある文化や考え方を反映しているので、その言語を学べば、より作品の面白さがわかってくるはずです。

今回「ロード・オブ・ザ・リング」については、日本語タイトルからつまずいてしまいましたが、内容は面白かったです。シリーズ引き続き視聴します。

おしまい。

おまけ


「ロード・オブ・ザ・リング」があまりにも長かったので、途中でピザを作りました。発酵させて、オーブン予熱して、オーブンで焼いて、食べて..それでも映画は続きました。