【ブラジルで結婚式 その1】花嫁メイクで泣かされた話

こんにちは、カカドです。
今日は結婚式について書こうと思います。

ブラジルに来て2週間後、結婚式を挙げました。
あまりにも内容盛り沢山だったので何回かに分けますが、
その1、今日はメイクについて。

これまでは基本的に物事を人事に捉えることが多かったのでカルチャーショックもなかったのですが、
今回のメイクばかりは思わず泣いてしまうほどのショックを受けました。

花嫁メイクについて日本語で調べてみると、
「めっちゃ時間かけるらしいけど厚化粧には見えないいい感じのメイク」ばかり出てきます。

ただ、ブラジルで「花嫁 ナチュラルメイク」と調べるとこんな感じのメイクが出てきます。

全然シンプルでもナチュラルでもない..。
でも、めげずにゼクシィのサイトで出てくるナチュラルメイクをした日本人の花嫁のスクショを片手に
「メイクさんはプロだしわかってくれるだろう」と期待しつつメイクリハーサルに向かいました。

結果、惨敗。


ベースメイクはかなり浮いているし、アイメイクは濃いのに普段よりも目が小さくなったように感じる。
つけまつげをつけてもらったけど、一重だからか安定せずピクピクしている。
眉毛はナチュラルで、と伝えた結果何もメイクしてもらえず。

顔の引き攣ったこの写真は、ショックで誰にも送ることができませんでした。

最後の仕上げの後、「どうですか?とてもシンプルですよ」とにこやかに話しかけてくるプロのメイクさんに対して
「うーん..ちょっと違うかもしれない..」と自分の中ではかなり勇気を振り絞って伝えると
「どこがですか?」と返事が。

全部です..と言いたかったけど、その時はショックであまり上手く伝えられず
「でも、濃くないと写真映えしないですよね!」
となんと日本人かのように気を遣ってしまってその日は帰宅。

結婚式は新郎新婦が主役で、新婦は可愛いのが当たり前なのに、
ブスになってしもた..と焦りが止まりませんでした。

今となれば笑い話ですが、結婚式まで10日をきっていたので
ブサイクな新婦になってしまったことに対して、旦那に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

後日メイクリハーサルを再度お願いし、戦いの結果割と自分の理想に近い形になったのでまぁいいや、なのですが
異文化が自分事となると初めて感情が揺らぐんだなぁと実感。
人生初の大きなカルチャーショックでした。

おしまい。

おまけ


かなり緊張したので、会場入りの前にラム酒をこっそり飲みました。